2014年01月20日
「永遠の0」を観た
様々なところで好評の映画「永遠の0」を観ました。
これは基本、小説…なんですね?史実、ではなく。
それを知ると、少々、複雑な心境ではありますが、やはり、靖国神社に行こうかな?
今、戦国時代の舞台をやっている関係で、誰かの為に命を捨てるという精神は、日本人にありますよね。
私の身近な家康公関係者で言えば、夏目吉信、鳥居元忠。
武士で生まれた以上、命を懸けて任務を遂行するというか。
当時の日本人の兵隊も、そういう部分は持っていたのかなと思ったりしています。
家族を護るため、地域を護るため、国を護るため、戦ったというか。
特に、高等教育を受けている人は。
江戸から明治になり、日本は、国外の戦争に参加するようになって、満州国という国まで作りましたね。
秀吉の朝鮮出兵のようなものでしょうか?
それにしても、今、太平洋戦争の話を聞くと、日本はかなりの広範囲で、戦争をしているんです。
様々な土地を、侵略してたの?
先日、ムルデカというインドネシア独立の映画を観ましたが、そこにも日本が入って、オランダ人を追い出してしまって。
確かに、自立させる為に、インドネシア軍をつくり、日本軍が教育をしていましたが。
そもそも太平洋戦争に至る為の歴史をもっと整理して、何が問題だったのか見直さないと。
「永遠の0」を観て、とにかく最後は怒りが込み上げてきて。
何故こうまでして、戦わなければならなかったのか?
とてもそれが、腹立たしかった。
フィクションとはいえ、特攻隊として命をかけて、母船に突っ込んで行ったわけですよね。そうまでして、得られるものはなんだったのか?
有能な若者が、この戦争で次々に死んで行って、日本にとっては大きな損害ですね。戦争して、誰が一番、喜ぶのか?
戦争すると、国益が上がるの?
他国の土地を摂ったら、確かに国益は上がるでしょうが、この映画の中にもありますが、そのしっぺ返しが大変。真珠湾攻撃は、日本に戦争仕掛けても良い動機をつくった。
ある意味、9.11もしかり、かも?やったから、やり返す。
戦争は、破壊の連続。国益が無ければ、絶対やらないし、やれない。
戦国時代もそうでした。土地争い。
日本が太平洋戦争で学んだこと。欲を出さない。手を出さない。
それによって、また、平和な日々を送れている。
さて、今、欲を出してる、手を出しているのは、誰?また、そうさせようと、そそのかしてるのは誰?
映画のテーマ、家族の為に、平和に生き続けよう。
「永遠の0」公式サイト
Posted by 劇団砂喰社 at 02:38│Comments(0)
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